November 25, 2006
茶経詳解
おそらく日本人が記した、「陸羽の茶経」をもっとも詳しく解説している本だと思います。
お題→「茶経詳解」
茶経詳解
著者:布目潮渢(ぬのめちょうふう)
淡交社 4800円(外税)
もう説明するまでもないかもしれませんが「茶経」は中国唐の時代に陸羽が記した茶に関する世界最古の古典です。
一之源、二之具、三之造、四之器、五之煮、六之飲、七之事、八之出、九之略、十之図と構成され、起源、道具、茶器、飲み方、産地など細かく記述されています。
「茶経」は今日の中国の製茶の基盤となりその内容は高く評価され、今でもこの古典の研究が進められています。
今日紹介する「茶経詳解」は日本人が刊行した茶経の解説書の中では一番詳しく記述さていると思います。
茶経全文にその訳文、注解。そして他者が記した「茶経解説書」との比較、陸羽の生きた時代背景や彼の伝記など詳細に書かれてあります。
著者は平成13年にすでに他界されており、この「茶経詳解」が遺稿となっています。
茶経のことを勉強しようとお思いの方はこの本を手元においておくべきだと思います。他の茶経の解説書と比較する上でこの本がひとつの基盤なると思います。
いつものようにサイドバーに載せておきます。

